日本家屋の特徴として
柱や壁が少ない事があります。
一本の柱を中心に「田」の字のように
6畳や8畳の和室が4つ配置されている事が多いですよね(*^▽^*)
また、その間仕切りは壁でなく
襖(ふすま)で仕切られていて
構造的には何の役にも立ってません(+o+)
つまり、少ない柱で頑張って支えているんです!
篠山の古民家も例外でなく、
そんな感じでした。
しかも、問題なことに・・・
屋根を支える柱の下に、
柱が・・・ない・・・
通し柱なら、屋根の重さは柱を伝わって真下に落ちますが
間中(985㎜)ずれている為
屋根の柱の下と横の柱は
非常につらい状態で毎日頑張っていた事になります。(:_;)
その事を物語るように梁が落ちちゃってます・・・
他の柱もみんな辛そう!
まずは、屋根から下りてくる柱の下に、柱を入れます。
ここには、少し太い120㎜の柱を入れました(#^.^#)
そして、床高の関係で鴨居が低くなってしまう・・・
という事で、全部の鴨居を取り払い
補強梁を入れなおします(#^^#)
補強梁の高さが違うのは
高い方はダイニングになるので隠すため高く
低い方はリビングになるので、
カッコよく見せるために低くしています!
そして、鴨居の入っていた柱が弱くなるのと
柱自体の補強のために、
既存の柱に補強木材を抱かせます!
これで、かなり強くなりました(#^.^#)
問題のありそうな柱をすべてこの様に補強して
既存の柱の補強完了です!
天候もよくなって来ましたし!
大人の社会見学に是非お越し下さい!
お待ち致しております!
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